今回は、アメリカでプロスポーツに並んで人気の大学スポーツであるNCAAバスケットボールを紹介します。

NCAAとは

NCAAは、National Collegiate Athletic Associationの頭文字をとったもので全米の大学スポーツ協会のことです。
NCAAバスケットボールでは、ディビジョンⅠ、Ⅱ、Ⅲと三部に分かれており、ディビジョンⅠが一番競合のリーグで、毎年熱戦が繰り広げられています。
ディビジョンⅠでは、カンファレンスごとにレギュラーシーズンに優秀なチームがNCAAトーナメントにすすみ、その年の大学ナンバーワンを争います。
しかし、特に優秀な選手は、4年間大学に在籍しなくてもNBAドラフトにエントリーしてもいいアーリーエントリーという制度から、1年だけ大学でプレーし、NBAへいくケースが多くあります。
この部分は、様々な意見があり、4年間大学にいた方がいいという意見や高校卒業時点でドラフトにエントリー可能にした方が良いという意見もあります。

NBAや国際ルールとの違い

他との大きな違いは、試合時間です。NBAでは12分の4クォーター制、国際ルールは10分の4クォーター制ですがNCAAバスケットボールでは、20分の前半と後半で2クォーター制をとっています。
大きな違いはこの部分です。
さらにショットクロックも違っており、NBAや国際ルールでは24秒なのに対し、NCAAでは、36秒になっています。またバックコートバイオレーションもNBA、国際ルールが8秒なのに対し、NCAAでは12秒になっています。
その他の細かいルールとしては、NBAのディフェンス3秒のバイオレーションがなく国際ルールのようになっています。
このことにより、NBAではあまり見られないゾーンディフェンスが多く見られている。
そういったことから国際大会のアメリカ代表は、ヘッドコーチに名門デューク大のヘッドコーチであるマイク・シャセフスキーを長くヘッドコーチとしていました。(今はサンアントニオ・スパーズのグレッグ・ポポビッチHC)

NCAAとNBA

NBAとNCAAの関わりは強く、2004年以来、高校からそのままドラフトができなくなったので、少なくとも大学に1年間は在籍しなければいけなくなりました。その影響で高校で無名の選手が飛躍し、ドラフト上位にかかったり、逆に有望な選手が評価を落としてしまったりということがあります。
ヘッドコーチも現在では、NCAAを経験してNBAのヘッドコーチになるケースも多くあり、ボストン・セルティックスのブラッド・スティーブンスHCは、元バトラー大、オクラホマシティ・サンダーのビリー・ドノバンHCは元フロリダ大、少し遡るとデトロイト・ピストンズやフィラデルフィア・セブンティシクサーズなどで指揮をしていたラリー・ブラウンHCも元はカンザス大などの大学のヘッドコーチでした。
こういったことからも選手だけでなくヘッドコーチにまでスカウティングが行き通っています。

日本との関わり

日本からも数多くの選手がNCAAの舞台で活躍しており、渡邊雄太選手はジョージワシントン大、八村塁選手はゴンザガ大、というようにディビジョンⅠでも多くの日本人が活躍しています。

まとめ

毎年、その時代のスターがNCAAでは必ずといっていいほど現れます。
なのでそういった選手を注目してみるのもいいかもしれません。
当然、日本人プレイヤーにも注目していきましょう。

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