NBAスタッツ:PIEとは?

現在のNBAで主要スタッツの一つになっているPIEについて今回は、述べていきたいと思います。

PIEとは?

PIEとは、「Player Impact Estimate」の略で「選手の影響力を表す数字」として用いられています。

PIEの計算方法(https://stats.nba.com/help/glossary/#pie 参照)
(PTS + FGM + FTM – FGA – FTA + DREB + (.5 * OREB) + AST + STL + (.5 * BLK) – PF – TO) / (GmPTS + GmFGM + GmFTM – GmFGA – GmFTA + GmDREB + (.5 * GmOREB) + GmAST + GmSTL + (.5 * GmBLK) – GmPF – GmTO)

この計算方法を見るとスタッツの様々なスタッツを用いて計算されており、総合的に分析しています。

PIEの高い選手たちとMVP受賞者との関係

最近10年のPIEトップの選手を紹介していきます。(60試合以上出場)

シーズン PIEトップ MVP
2008-2009 レブロン・ジェームス(22.6) レブロン・ジェームス
2009-2010 レブロン・ジェームス(21.8) レブロン・ジェームス
2010-2011 レブロン・ジェームス(20.1) デリック・ローズ
2011-2012 レブロン・ジェームス(22.0) レブロン・ジェームス
2012-2013 レブロン・ジェームス(22.1) レブロン・ジェームス
2013-2014 ケビン・デュラント(20.6) ケビン・デュラント
2014-2015 アンソニー・デイビス(19.2) ステフェン・カリー
2015-2016 ステフェン・カリー(19.7) ステフェン・カリー
2016-2017 ラッセル・ウエストブルック(23.0) ラッセル・ウエストブルック
2017-2018 ジェームズ・ハーデン(19.4) ジェームズ・ハーデン

この結果を見てもらえれば気づくかもしれませんが、最近10年のPIEトップ選手の中でMVPをとったのは8人となっており、この数字がMVPの最有力候補になっていることがわかります。

では、それ以前のPIEとMVP受賞者を見ていきましょう。

シーズン PIEトップ MVP
1998-1999 カール・マローン(19.6) カール・マローン
1999-2000 シャキール・オニール(21.4) シャキール・オニール
2000-2001 シャキール・オニール(18.6) アレン・アイバーソン
2001-2002 ティム・ダンカン(20.7) ティム・ダンカン
2002-2003 ティム・ダンカン(20.6) ティム・ダンカン
2003-2004 ケビン・ガーネット(22.2) ケビン・ガーネット
2004-2005 ケビン・ガーネット(21.3) スティーブ・ナッシュ
2005-2006 ケビン・ガーネット(21.4) スティーブ・ナッシュ
2006-2007 ダーク・ノビツキー(20.1) ダーク・ノビツキー
2007-2008 レブロン・ジェームス(19.9) コービー・ブライアント

やはり過去をさかのぼってみてもPIEの高い選手はMVPを獲得する率は高いように感じます。

PIEから見たNBAの変化

PIEのトップ選手を見ていくと1990年代後半から2000年代前半にかけてティム・ダンカンやシャキール・オニールなどのインサイドプレイヤーがトップになっていましたが2000年代中盤以降からスティーブ・ナッシュや、コービー・ブライアントといったガードプレイヤーが増え始め、最近では、ジェームズ・ハーデンやラッセル・ウエストブルックというようなプレイヤーが名を連ねています。
ここから見ても現代NBAがガードプレイヤーの全盛期だといえるでしょう。

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