今シーズン、イーストで1位争いを繰り広げているミルウォーキー・バックスの昨シーズンとの変化を見ていきます。

ヤニス・アンテトクンポがMVP級の活躍をしている今シーズン、1月14日までの成績は、イースト2位の30勝12敗、リーグ全体でも2位です。

昨シーズンは、44勝38敗の成績でイースト7位の成績でしたが、今シーズンオフの間にヘッドコーチをマイク・ブンデンホルツァーHCに変更し、さらにチームの弱点だったセンタープレイヤーとして、ブルック・ロペスを獲得しました。

主に昨シーズンからのロスターの変更点はその2点です。

チームの成績が向上した要因は、主にアシストとリバウンドの増加、そしてもちろんヤニス・アンテトクンポの活躍です。

アシスト増加による3ポイントの増加

まず最初の要因はアシスト数の増加です。

1試合あたりの平均は、26.5本のアシストを記録しています。この数字は、リーグ全体5位の数字で、昨シーズンの成績の23.2本から約3本ほど増加しています。

この要因は、主にペースが上がったことでしょう。103.19でリーグ5位の成績なのでトランジションゲームをするようになったことがアシスト数増加の要因の一つでしょう。

そして、ブルック・ロペスの加入により、スターターは、ヤニス以外は全て3ポイントを打つことができるのでボールを回していくことにより、3ポイント成功数が1試合平均で昨シーズンの8.8本から13.3本となり、この数字は、リーグ2位の数字です。

個人を見ても、1試合あたり2本以上3ポイントを決めるブルック・ロペスとクリス・ミドルトンがそれぞれ37.6%、38.0%と高確率で沈め、スターターのマルコム・ブログトンも42.2%で沈めています。

このことにより、オフェンス力が大幅に改善し、オフェンシブレーティングが108.8から113.6になり、リーグ2位のオフェンス力を誇っています。

現在のNBAのトレンドのペースと3ポイントを武器にしています。

ちなみにマイク・ブンデンホルツァーHCがアトランタ・ホークス時代に最優秀HC賞を獲得した2014−2015シーズンにもホークスは、アシストでは、25.3本でリーグ10位、3ポイント成功数は、11.4本でリーグ10位とブンデンホルツァーHCの指揮するチームの特徴が今シーズンのバックスでもよく見られます。

リバウンド増加によるディフェンス力の向上

次にリバウンド数の増加です。アシストよりもリバウンド増加の方が影響力が大きいと思います。

昨シーズン39.8本でリーグ最下位の成績だったのが、今シーズンは1試合平均49.0本のリバウンドを獲得しており、リーグ1位の成績です。特にいいのはディフェンシブリバウンドで39.5本で2位に2.5本の差をつけて1位の数字になっています。

リバウンド数が10本ほど増えたことにより、相手に2ndチャンスポイントを与える点数が100ポゼッションあたりでリーグ最少の10.7本、リバウンドに行っていることによって相手にファストブレイクからの得点も9.3でリーグ最少になっており、主にディフェンス力の向上に影響しています。

ディフェンシブレーティングは、104.4でリーグ3位の好成績を残しています。

ディフェンスの向上の他の要因としては、100ポゼッション換算でターンオーバーからの得点も13.9とリーグ最少に抑えており、ペイント内得点も38.1でリーグ最少とディフェンスでは、穴がないチームになっています。

ヤニス・アンテトクンポのチームへの影響

最後にMVP候補としても名が挙げられているヤニス・アンテトクンポの成績を見てみましょう。

現在、ヤニス・アンテトクンポの成績は、1試合平均26.7得点12.6リバウンド5.9アシストを記録しており、これらの数字は全てチームトップです。

オンコート時のチームの成績は、得点数、プラスマイナス、リバウンド、アシスト、スティール、ブロック数、これら全てでチームトップでオフコート時にはチームの成績が軒並みさがってしまうということからも影響力は絶大です。

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