今回は現代NBAを代表するスタッツのペースについて述べていきます。

ペース(Pace)とは

ペースとは、「1試合あたりの攻撃回数の平均」です。

この数字は、一概に高いからよいというものではない数字です。

この数字が高いと24秒のクロックよりも早く攻めており、トランジションゲームが中心のチームということになります。

逆にこの数字が低いと主にハーフコートバスケットのチームということになります。

ペースの値が高いチームは、主にオフェンシブなチームで低いチームは、ディフェンシブなチームであるという特徴があります。

数年前までこのスタッツが100を超えることは珍しいことでしたが、ここ数シーズン半数以上のチームが100を超える数字を記録しており、NBAでのトレンドになっています。

ペースとレーティングの関係

レーティングとは?

このスタッツが注目を集め出したのは、ゴールデンステート・ウォリアーズと言われており、6秒で攻めるオフェンスなど、トランジションゲームの主流を作りだしました。

ゴールデンステイト・ウォリアーズが初優勝を飾った2014‐2015シーズンには、99.29でリーグ1位のペースでした。そしてこの時、オフェンシブレーティングは、110.4を記録しており、リーグ1位の成績でこれら2つのスタッツが特に注目されました。

近年のNBAは、かなりのハイペースで進んでおり、2017-2018シーズンには、リーグの平均が過去最高の数字を叩き出して、ニューオーリンズ・ペリカンズが101.6を記録しています。(ちなみにこの時のペリカンズのHCは、ウォリアーズのアシスタントコーチだったアルビン・ジェントリーです)

この流れに逆らっているチームもあり、2017‐2018シーズンには、ボストン・セルティックス、ユタ・ジャズ、サンアントニオ・スパーズのようなディフェンシブレーティングに優れたチームがリーグ全体が100を超えるペースで戦っているのに対し、95~96程度の数字でリーグでも下位の数字した。

今後オフェンス能力の高いチームは、高いペースの値でゲームをし、オフェンス能力が低いチームのトレンドとして低いペースで進んでいくことが考えられるのでペースの2極化が進んでいくのではないでしょうか。

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