開幕から20試合経過したNBA―ウエスタンカンファレンス―

10月17日に開幕し、各チームが約20試合程度消化したNBAの様相を語っていきたいと思います。


順位はこのようになっています。(11/24時点)

1位:ロサンゼルス・クリッパーズ         12勝6敗
2位:オクラホマシティ・サンダー         12勝6敗
3位:メンフィス・グリズリーズ          12勝6敗
4位:ゴールデンステイト・ウォリアーズ      13勝7敗
5位:デンバー・ナゲッツ             12勝7敗
6位:ポートランド・トレイルブレイザーズ     12勝7敗
7位:ロサンゼルス・レイカーズ          11勝7敗
8位:サクラメント・キングス           10勝8敗
9位:ヒューストン・ロケッツ            9勝8敗
10位:ニューオーリンズ・ペリカンズ        10勝9敗
11位:サンアントニオ・スパーズ           9勝9敗
12位:ダラス・マーベリックス            8勝9敗
13位:ミネソタ・ティンバーウルブス        8勝11敗
14位:ユタ・ジャズ                8勝11敗
15位:フェニックス・サンズ            4勝14敗

順位全体を見渡してもここ数シーズンと同様に1位から14位までが4.5ゲーム差以内に位置するという熾烈な争いになっています。少しフェニックス・サンズは出遅れましたがその他のチームは1試合で順位が大幅に変動するという状況です。昨季はウォリアーズとロケッツがこの時点で少し抜けてき始めたので8位以下は勝率5割を切っていましたが今季は11チームが勝率5割越え、14位のユタ・ジャズでも8勝11敗で42.1%の勝率を残しています。ウォリアーズとロケッツがそれぞれのチームで問題を抱え勝ちを思ったように残せない中、チームとして成長したクリッパーズ、エースのマイク・コンリーが復帰して大活躍を見せているグリズリーズ、レブロン・ジェームスの加わったレイカーズなど昨季プレイオフに進出できなかったチームのサプライズが多いです。

特に渡邊雄太選手が所属しているメンフィス・グリズリーズは昨シーズン序盤にコンリーが離脱し全体でも22勝しかできなかったチームがコンリーの復帰によって調子がよく2シーズン前のプレイオフ常連だったチームのようにNBA全体3位となるディフェンシブレーティング103.4を記録しています。スタッツから見る特徴はNBA全体で30位となるペース96.49の数字にも表れているようにディフェンス力を生かしゲームの流れを遅くすることで自分と相手の攻撃回数を減らしていこうとしています。この戦術は昨季のディフェンシブレーティング1位と2位だったボストン・セルティックスとユタ・ジャスがこの傾向を示していて両チームともにプレイオフに進出していました。現代NBAで攻撃回数を増やし3ポイントで勝負するトレンドともいえる戦術に対抗しています。

選手に目を向けると復帰したコンリーがキャリアで2番目に高い1試合平均20.2得点を挙げアシストもキャリア最高の6.5本に次ぐ平均6.3アシストをマークしています。さらにコンリーと長くグリズリーズで共にフランチャイズプレイヤーとして活躍してきたマーク・ガソルが1試合平均17.6得点9.8リバウンド3.9アシストをあげ、3ポイントも38.8%と高確率で沈めており、この二人に加えルーキーでまだ19歳のジェイレン・ジャクソンJrが早くもスターターとしてドラフト4位指名に値するかそれ以上の活躍を見せていて、ルーキーで5位の12.9得点、同2位の1.9ブロック、1.1スティールをあげ攻守両面で活躍しています。

サプライズはグリズリーズだけではなく2000年代中盤からプレイオフを逃し、ドアマットチームに沈んでいたサクラメント・キングスも10勝9敗と優秀な成績を残しています。ドラフト全体2位のマービン・バグリー3世が活躍し、4シーズン目のウィリー・コーリースタイン、3シーズン目のバディー・ヒールド、2シーズン目のデアーロン・フォックスの若手がそれぞれ成長していて、グリズリーズと違いリーグ2位のペース106.06を記録し攻撃回数の多いチームです。

その他、デアンドレ・ジョーダンが退団しプレイオフ常連だった2シーズン前の主力がいなくなり再建かと思われたクリッパーズがチーム加入2シーズン目のトバイアス・ハリスやダニーロ・ガリナリらの活躍でリーグ1位を残していたり、そのクリッパーズからデアンドレ・ジョーダンを獲得したダラス・マーベリックスもデアンドレ・ジョーダンとドラフトで指名したルカ・ドンシッチの二人の新戦力が活躍を見せ9勝9敗の5割の数字を残しており昨シーズン、プレイオフに進出できなかったチームがいい成績を残しています。

過去に例を見ないくらい混戦模様のウエスタンカンファレンスですがこれからどのチームが抜けだすのかが見所でしょう。

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