・ヒューストン・ロケッツ

昨シーズン戦績:ウエスト1位(65勝17敗)

主な新戦力:カーメロ・アンソニー、マイケル・カーター・ウィリアムス、ブランドン・ナイト、ジェームズ・エニス3世

主な放出戦力:ルーク・バーアムーテ、ライアン・アンダーセン、トレバー・アリーザ

今シーズン予想:昨季クリス・ポールの移籍でチーム力を上げ、ウエスト1位の成績をあげ、優勝したウォリアーズを最後まで苦しめ、ファイナルまであと一歩だったロケッツは、今季、リーグを代表するスコアラーであるカーメロ・アンソニーを獲得しました。昨季はオクラホマシティ・サンダーでエースの座を明け渡したことで、本来の実力を出すことができませんでしたが、ロケッツには、昨季、クリス・ポールとMVPを獲得したジェームス・ハーデンを共存させ、メロがニューヨーク時代にHCだったマイクダントー二HCが指揮しているので、ことオフェンスに関して言えば、アウトサイド、インサイド問わずに活躍できるメロを活かす方法もあるのではないかと思います。しかしら、ディフェンスからトランディションゲームに持ち込むスタイルのロケッツに昨季までディフェンスで貢献していたトレバー・アリーザが移籍したことで多少のディフェンス力は、低下するでしょう。メロにアリーザがしていた守備での貢献を求めることはできないと思うので昨季大幅にスタッツを伸ばしロケッツと再契約したクリント・カペラなどがその部分をどう埋めるのかが重要になってくると思います。スターター予想は、クリス・ポール、ジェームス・ハーデン、カーメロ・アンソニー、PJ・タッカー、クリント・カペラの5人です。控えには、エリック・ゴードンというNBAでもトップクラスのシックスマンがいるのでその周りがどう活躍するかも重要になるでしょう。ウォリアーズとともに今季も激しいウエストのトップ争いを繰り広げることでしょう。

・ニューオーリンズ・ペリカンズ

昨シーズン戦績:ウエスト6位(48勝34敗)

主な新戦力:ジャリル・オカフォー、ジュリアス・ランドル、エルフリッド・ペイトン

主な放出戦力:レイジョン・ロンド、ダマーカス・カズンズ

今シーズン予想:昨シーズン、プレイオフで3位のポートランド・トレイルブレイザーズをスイープし、次のゴールデンステイト・ウォリアーズに敗れてしまったペリカンズですが、今シーズンは新たに若い選手を補強しました。ジュリアス・ランドルはロサンゼルス・レイカーズで全82試合に出場し、平均16.1得点を挙げた機動力のあるフォワードです。エルフリッド・ペイトンは、昨季、オーランド・マジックからフェニックス・サンズへとトレードされ、トータルで平均12.7得点6.2アシストを挙げたPGです。この二人は、ペリカンズでも一定の活躍ができるでしょう。未知数なのはジャリル・オカフォーです。2015年ドラフト3位のビッグマンは、昨季はブルックリン・ネッツにトレードされ、ネッツでも目立った活躍はできずに今オフには海外リーグへの移籍が噂されていましたがペリカンズと契約しました。まだ22歳で若いので自信を取り戻れば、ペリカンズでも活躍できるでしょう。退団選手では昨季終盤戦からプレイオフにかけて活躍したレイジョン・ロンドとツインタワーの一人として期待されていたダマーカス・カズンズが退団しました。カズンズに関して言えば、カズンズが故障後にチームの成績が上昇したことでチームとしては、アンソニー・デイビスとは合わないと思ったのでしょう。レイジョン・ロンドは、プレイオフ一回戦でポートランドをスイープする立役者になった存在なのでチームにはマイナスでしょう。スターター予想は、エルフリッド・ペイトン、ジュルー・ホリデー、ダリウス・ミラー、ジュリアス・ランドル、アンソニー・デイビスの5人でしょう。控えには、二コラ・ミロティッチ、イートワン・ムーアなどです。アンソニー・デイビスMVP級の活躍をし、ジュルー・ホリデーや新加入の選手たちが活躍していけば、プレイオフ出場は可能でしょう。

・サンアントニオ・スパーズ

昨シーズン戦績:ウエスト7位(47勝35敗)

主な新戦力:ダマー・デローザン、マルコ・ベリネリ、ヤコブ・パートル

主な放出戦力:カワイ・レナード、トニー・パーカー、マヌ・ジノビリ、ダニー・グリーン、カイル・アンダーセン

今シーズン予想:オフの間にリーグを代表するプレイヤーであるカワイ・レナードとトロント・ラプターズのエースであるダマー・デローザンをトレードするという衝撃的なニュースで世間を騒がせたスパーズですが、さらに長年チームを支えてきたトニー・パーカーがシャーロット・ホーネッツに移籍し、マヌ・ジノビリは引退しました。これでスパーズのティム・ダンカン、トニー・パーカー、マヌ・ジノビリのビッグ3の時代が終わり、その間に活躍したレナード、グリーンもいなくなりました。新たなエース、ダマー・デローザンを加えたことで大幅な戦力ダウンにはならないでしょう。しかし、グレッグ・ポポビッチHCの教えを熟知しているパーカー、ジノビリの退団は、少なからず影響が出てくるでしょう。グリーンに関して言えば、マルコ・ベリネリをチームに復帰させたことで大きな影響は出ないでしょう。そして、昨季成長してきたカイル・アンダーセンもメンフィス・グリズリーズに移籍しました。幸いチームには、パウ・ガソル、ラマーカス・オルドリッジ、ルディ・ゲイという頼れるベテランが在籍し、名将グレッグ・ポポビッチが指揮するので今シーズンもプレイオフ出場は可能でしょう。しかし、チームを上位進出のためにはデローザンの活躍は必須でしょう。デローザンもトレードされたこととポポビッチHCに下でプレーできることによってモチベーションが高いことでしょう。スターター予想は、デヨンテ・マレー、ダマー・デローザン、ルディ・ゲイ、パウ・ガソル、ラマーカス・オルドリッジの5人でしょう。控えにはパティ・ミルズ、ヤコブ・パートルデービス・ベルターンズらがいます。デローザンを迎えたスパーズがどのようなチームになるのかが注目です。

・ダラス・マーベリックス

昨シーズン戦績:ウエスト13位(24勝58敗)

主な新戦力:デアンドレ・ジョーダン、ルカ・ドンシッチ

主な放出戦力:ナーレンズ・ノエル、セス・カリー、ヨギ・フェレル、ダグ・マグダーモット

今シーズン予想:このオフ、ダラスにとってはとても良い時間になった。チームのフランチャイズプレイヤー、ダーク・ノビツキーが現役続行を決断し、3年前に契約できなかったデアンドレ・ジョーダンと契約、さらにドラフトでスロベニア出身のルカ・ドンシッチを獲得した。ジョーダンは、昨シーズンキャリアハイとなる平均15.2リバウンドをあげ、77試合に出場し過去のシーズンから見てもケガで欠場するタイプの選手ではないので活躍が見込めるだろう。ドンシッチは、ヨーロッパの名門レアル・マドリードで活躍したまだ19歳のプレイヤーですが2m近くの身長がある長身のPGです。ヨーロッパのリーグで活躍したプレイヤーがこれだけ注目を集めるのは、19歳にもかかわらずユーロリーグMVPを獲得し、バスケットボールIQが高く冷静にプレーでき、身体能力も高いことです。このプレイヤーと昨シーズンルーキーだったデニス・スミスJrとバックコートで共存できるとしたら脅威でしょう。退団選手も昨シーズンあまり活躍できなかったナーレンズ・ノエル、シーズン全休だったセス・カリーらはさほど影響はないでしょう。影響があるとすれば成長したヨギ・フェレルくらいのものですがドンシッチ加入によってこれも大丈夫でしょう。エースだったハリソン・バーンズもさほどのプレッシャーもなくのびのびとプレーできるでしょう。今シーズンは昨シーズンに比べて大幅に勝ちを挙げそうな期待が持てます。スターター予想は、ルカ・ドンシッチ、デニス・スミスJr、ハリソン・バーンズ、ダーク・ノビツキー、デアンドレ・ジョーダンの5人でしょう。控えにはJJ・バレア、マキシ・クルーバー、ウェスリー・マシューズなどです。スミスJrが成長しドンシッチとのコンビが活躍すれば、ダラスの将来は明るいでしょう。

・メンフィス・グリズリーズ

昨シーズン戦績:ウエスト14位(22勝60敗)

主な新戦力:カイル・アンダーセン、ジェイレン・ジャクソンJr、オムリ・カスピ

主な放出戦力:タイリーク・エバンス、ベン・マクレモア

今シーズン予想:昨シーズン22勝しかできなかったグリズリーズですが原因の一つにマイク・コンリーの離脱がとても大きかったです。あまり参考になりませんがコンリーが出場した12試合で7勝5敗でした。コンリー、マーク・ガソルというチームを代表するプレイヤーたちがもう30代なので彼らが元気なうちにもう一度ザック・ランドルフ、トニー・アレンらがいたころのようにプレイオフに舞い戻りたいでしょう。HCをJB・ビッカースタッフに正式に就任させました。さらにドラフト4位でミシガン州立大出身のジェイレン・ジャクソンJrを獲得し、彼にも大きな期待がかかるでしょう。おそらくグリズリーズが勝ちをあげていくには、マイク・コンリー、マーク・ガソルの健康がカギになってくると思います。ほかにもスパーズから移籍してきたカイル・アンダーセンも期待が持てると思います。アンダーセンは、独特のリズムのドライブが持ち味のプレイヤーで昨季出場時間を増やし、20点を記録した試合もあり成長している段階です。彼ら新加入のプレイヤーと昨季予想外の活躍をしたディロン・ブルックスら若手の活躍にも期待が持てます。スターター予想は、マイク・コンリー、ディロン・ブルックス、ジェイレン・ジャクソンJr、ジャマイケル・グリーン、マーク・ガソルの5人でしょう。控えにはチャンドラー・パーソンズ、ギャレット・テンプルなどです。補足として2ウェイ契約で加入した、日本人の渡邊雄太も頑張ってほしいですね。

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